「自動車業界の荒波に挑んだ元サッカー選手の激動の知財人生!」
サッカー選手になることを夢見ていた著者が、三菱自動車工業に就職し、日本サッカーリーグの名門、三菱重工サッカー部に入部。しかし、戦力外通告を受けて挫折。その後、三菱自動車の特許課で特許の出願・権利化業務を担当し、米国駐在、知的財産部長への就任、競合他社である日産自動車への転職等々、数奇な人生を歩むことに……。本書は、著者の唯一無二の経験に基づき、これまでの自動車メーカーの合従連衡や技術提携を知財の観点から振り返るとともに、「コネクテッドカー、自動運転、カーシェアリング、電動化」をはじめとする100年に一度の大変革に直面している自動車メーカーの将来像を語ります。
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本書の目次等もご参照ください。
・本書の著者である別宮氏のインタビュー記事
「著者にきく」(月刊「発明」2025年9月号pp.42-43)もご参照ください。
※電子書籍も近日発行予定です!
【著者紹介(発行時点)】
別宮 智徳(べっく とものり)
〔略歴〕
1986年
上智大学理工学部機械工学科卒
1986~2004年
三菱自動車工業株式会社において、特許、技術契約を担当。米国駐在経験あり。2004年に知財部長に就任
2004年~
日産自動車株式会社において特許、契約、意匠、商標を担当。2014年から2022年まで知財部長
自動車メーカーで40年近く知財業務に従事する傍ら、日本知的財産協会では常務理事、副理事長、理事長を歴任。発明推進協会では理事を務める。日本自動車工業会では知的財産委員会の副委員長等を歴任するなど、社外の知財関連団体にも積極的に参加し、知財業界に幅広いネットワークを持つ。現在は、知財によるSDGsへの貢献に尽力している。
〔主な受賞歴〕
・知財業界誌「IAM」のIPBC Asia 2023において、“Asia IP Elite, Individual of the Year”を受賞
・経済産業省 特許庁の令和7年度 知的財産権制度関係功労者表彰において、「特許庁長官表彰」を受賞
・公益社団法人発明協会の令和7年度 全国発明表彰において、「発明奨励功労賞」を受賞