「スタートアップ・中小企業・大学等の知財に関する手引書の決定版!」
本書は、知的財産部のない企業や大学等における知財担当者、知財に興味のある方(発明者、経営者等)を対象とした知財に関する法律とその管理・戦略実務の手引書です。外部の弁理士等、知財の専門家を活用する視点も含め、様々な知財実務の場面に応じてテーマ別に記載しており、調べたいテーマを選んで読めば、すぐにその内容を実践できることが特徴です。第3版では、近年注目されている知財戦略に関する内容を大幅に拡充し、AI関連や法改正等にも対応するなど、全体的に内容を見直しました。
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本書の目次等もご参照ください。
【著者紹介(発行時点)】
杉光一成(すぎみつ かずなり)
金沢工業大学(KIT)虎ノ門大学院イノベーションマネジメント研究科教授博士(工学)、博士(医学)、弁理士。慶應義塾大学卒業後、電機メーカーの知的財産部を経て東京大学・大学院法学政治学研究科で中山信弘先生に師事。その後、東北大学等で学位を取得。日本マーケティング学会・理事、日本知財学会・理事。公職歴として参議院、経済産業省、内閣府の委員等を歴任。国家試験「知的財産管理技能検定」の創設により経済産業省・知財功労賞を受賞。主な著書として『知的財産法を理解するための法学入門』(発明推進協会[2023])『意匠法講義』(発明推進協会[2023])があり、翻訳書として『コトラーのイノベーション・ブランド戦略』(白桃書房[2014])、近著として『マーケティングの最強ツールは知財である』(中央経済社[2024])がある。
加藤 浩一郎(かとう こういちろう)
金沢工業大学(KIT)虎ノ門大学院イノベーションマネジメント研究科教授博士(工学)、弁理士。上智大学・大学院、慶應義塾大学卒業。日本IBMにおいてSE、知的財産部門を経て現職。知的財産戦略に関する研究により博士号取得(東北大学)。経済産業省、特許庁、総務省等関連の委員会委員長・委員等を歴任。科学研究費研究代表者を始め研究活動にも取り組む。知的財産管理技能検定委員、知的財産大学院協議会理事、知的財産高等裁判所専門委員等も務める。平成28 年度経済産業省特許庁知財功労賞を受賞。主な著書として『ソフトウェア知的財産-法律から実務まで-』(発明協会[2006])があり、監訳書として『マイクロソフトを変革した知財戦略』(発明協会[2010])等がある。