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私の知財人生 ―伝説の中国弁護士・弁理士の前半生―

商品説明
中国知的財産法の基礎を作った人物の経歴と理想を描く!

著者である魏啓学氏がいなければ、中国の知的財産法が今の形になっていないでしょう。過酷な少年時代。勉強に尽力した青年時代。大学を卒業して、当時の対外経済貿易部に配属されてから知的財産制度が作った官僚時代。どのようなことをしてきたのかをまとめたものです。また、退職して、中国と日本の知的財産交流の中で中国最初の官営の弁理士事務所の創設に参加し、さらに民営の法律事務所に入り、現在の「林達劉知識産権代理事務所」と「北京魏啓学法律事務所」を経営することとなった著者のこれまでの足跡を紹介し、理想の事務所の在り方について語るものです。
【著者紹介(発行時点)】
魏 啓学(ギケイガク)
1969年北京対外貿易学院(現対外経済貿易大学)卒業
中国対外貿易部(通商産業省)に勤務
中国国際貿易促進委員会に勤務
北京林達劉知識産権代理事務所と北京魏啓学法律事務所を経営
〔本書の主な内容〕
第1部分 苦しみが多かった少年時代
1.1 河北省の貧しい村で生まれた子
   1.2 空腹だった毎日
  1.3 苦しい生活から脱出したい高校生
第2部分 田舎から都会に出た青年
2.1 日本語の勉強をスタートした大学生
    2.2 対外経済貿易部に配属
   2.3 中日国交回復の交渉についてのエピソード
   2.4 周恩来総理への思い出
   2.5 知的財産との初めての出会い
  第3部分 中国と日本との知的財産権交流と私の知的財産権人生
3.1 人生における最も重要な転換点を迎えた
   3.2 商標法の立法に参加した
3.3 専利法の立法に参加した
   3.4 著作権の立法に参加した
   3.5 他の法律の立法にも参加した
    3.6 弁理士制度の設立に尽力した
    3.7 AIPPIとLESとの交流
  3.8 日本の弁護士、弁理士訪中団の受入れ
   3.9 一回目の研修
   3.10 二回目の研修
  3.11 他の日本の知財関係者とのお付合い
  3.12 日本での模擬裁判
   3.13 日本経済団体とのお付合い
   3.14 大規模な模倣対策と法務事件における面白いこと
   3.15 私が開発した模倣対策及び侵害事件の場合の新しい方法
   3.16 国からの表彰
第4部分 弁護士・弁理士事務所の経営
4.1 CCPITから民営事務所へ
  4.2 劉新宇先生と知合いになったきっかけ
  4.3 林達劉事務所の経営理念
   4.4 林達劉事務所の特色
  4.5 優秀な経営者になる条件
   4.6 弁護士、弁理士への指導
   4.7 キヤノンとのお付合い
   4.8 長谷先生ご夫婦とのお付合い
  4.9 林達劉事務所の模倣品展示室
4.10 林達劉事務所が開発した先使用権のための証拠保全
4.11 中国裁判所の裁判体制
4.12 権利保護がますます強化されつつある
第5部分 私の夢
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